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木魚(もくぎょ)
木魚(もくぎょ)
木魚とはお坊様や修行僧が読経、念仏の際に桴(ばち)で打って鳴らす仏具の一つです。
ではなぜ木魚を鳴らすのでしょう。
①打ち鳴らしながらリズムを整え精神統一をするために使う
②木魚を叩くことで木魚の口の部分から煩悩を吐き出し自身を清める
③昔、お経の時間に眠くなって寝てしまうお坊様や修行僧が多く常に目を開けている生き物である魚を模した仏具を叩くことにより魚のようにちゃんと目を開けて修行に励む意味を込めていた。
など様々な理由があるようです。
宗派によって木魚を使う宗派、使わない宗派があり
禅宗、天台宗、浄土宗などは木魚を使い、浄土真宗は木魚を使いません。
日蓮宗や法華宗は木魚の代わりに木鉦(もくしょう)を使用します。